えでぃしず えでぃしず

コラム


Date | 2020-10-29

鬼滅、見せる見せない?

「鬼滅、見せてる?」

近頃、低学年の子を持つお母さんに会うと、
もっぱらこの話題になる。

小さい子に鬼滅を見せるか見せないか。
映画に連れて行くか行かないか。
悩んでる人は、実に多い。想像以上に。
これだけブームになっていても、だ。

うちの場合、つい最近まで見せていなかったが
地上波の放送を勝手に録画して見ていた。だから勝手に解禁。
(その前にお友達の家で見たらしいけど)

そして私の中にも「もうこんなに話題だし、見たがってるしいいかな」
という気持ちが芽生えた。

時を遡ること30ウン年前、アニメ「あさりちゃん」が流行っていた。
厳しかった母は「きょうだいげんかばっかりの内容だから見ちゃダメ」
といって、決して見せてくれなかった。
母がいない隙に、姉とこっそり見ていたけれども。(子どもなんてそんなもの)

子どもは自己実現したいので、
こうした抑圧的な大人の態度は大きなストレスになる。
そして反抗につながる。
鬼滅の惨殺シーンを見るより、ダメージが大きいかもしれない。


さらに学校で鬼滅鬼ごっこがはやっていて、
キャラクターの名前を知らない子は仲間外れにされると息子が訴えてきた。

んー!そうなってくると、根負けだ。

途中までアニメを見た私個人の感想は、
「やっぱりあんまり見せたくないな」ということ。
アニメとはいえ、惨殺や首切りを幼児や児童に見せるのはいささか胸が痛む。
それを感動が上回るとは聞くが。。。

もっとすてきな絵本の世界がたくさんあるのに、と思ってしまう。

ちなみに高学年でも大流行。
ところが中学生になると、全面的に鬼滅色を出している人はほとんどいないらしい。

でも鬼滅のターゲットってジャンプ世代では?!
製作者側の狙いと受け手の世代誤差は、一体どこにあったのだろう。

分かりやすいストーリーだから?
自粛期間中、お母さんたちも一緒にはまったから?

小さい子に見せるか見せないか、
みなさんはどう思いますか。

ぜひぜひご意見をお聞かせください。

(フリーランスライター 大楽眞衣子)